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アニサキス対策もできる生筋子のほぐし方を徹底解説

コストコで秋シーズンだけ登場する「生筋子」ですが、天然の物なので”まれ”に寄生虫がいることがあります。

このページでは寄生虫(アニサキス)の対策しつつ、生筋子をほぐすやり方を解説していきます。

魚卵や内臓の膜などの写真があります。苦手な方はご注意ください!

生筋子の寄生虫(アニサキス)対策のコツ

購入前に目視での確認を!

鮮度の高い筋子にはアニサキスはほぼいません。とはいえ、自然には絶対という言葉がないので、100%いないとは言い切れないのがつらいところ。

そのため、目で確認するのが最も有効です。買う前に筋子を見て、膜の張りや粒の色が良いものを選ぶと良いです✨

購入後、筋子を持ち帰ったら、なるべく早く処理しましょう。すぐに手を付けられない場合は冷蔵庫で保存してくださいね!

アニサキス対策として有効な処理

厚生労働省のページによると、アニサキス対策として以下の処理が有効とされています。

  • 新鮮な物を選ぶ
  • 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去する
  • 冷凍で寄生虫を死滅(-20度で24時間以上冷凍)
  • 加熱で寄生虫を死滅(70度以上又は60度なら1分)

アニサキスによる食中毒を予防しましょう|厚生労働省公式ホームページ

アニサキス対策もできる生筋子のほぐし方

準備するもの

  • お湯(70度以上)
  • 塩…多めに用意する
  • ボウル
  • ざる

一般的には40℃程度のぬるま湯でほぐすことが多いですが、ついでにアニサキス対策もできるので、70℃のお湯でほぐすのがおすすめです。

茹で上がっちゃうのでは?という心配もありますが、大丈夫なのでご安心ください!

【1】70℃のお湯に塩を入れて溶かす

塩の分量はざっくりで大丈夫です!筋子が入る大きさのボウルにたっぷり張ったお湯の量なら、大匙1杯ほどでOK。

ただし塩をいれないと浸透圧でイクラの皮が硬くなってしまうので、必ず塩は入れましょう。

【2】お湯の中に筋子を浸し、菜箸でボウルをまわす

アニサキス対策の加熱は「70度以上」が目安。結構熱いので、筋子を入れると膜が白っぽくなりますがこの程度なら全然大丈夫なので気にせず進めちゃいましょう。

菜箸などで膜を掴んでクルクル回すと筋子の皮があら不思議!簡単にぽろっと取れます。

【3】ぬるま湯を入れ替えて汚れを取る

少し水を入れて冷ました後、残った薄皮や汚れを手で取り除きます。

アニサキスがいないか目視でしっかり確認!

【4】綺麗になるまで3~4回繰り返す

【5】ザルにあげて5分ほど置いたら完成

ここまで来ればもう完成!この後は付属の醤油ダレに漬けて1日たてば、美味しくいただけます。

まだ心配な方は、冷凍庫で24時間以上置く

目視確認+70℃のお湯でアニサキス対策はほぼできているといえますが、それでも心配という方は醤油漬けにした後に24時間冷凍するといいですよ!

ここまですればアニサキスは死滅したといって良いです。基本的には寄生虫は居ないと考えて問題ないですが、どうしても気になる方は加熱&冷凍どちらも行うと安心です。

【失敗したケース】生筋子のまま冷凍してアニサキス対策

アニサキス対策として、購入した生筋子を冷凍庫に24時間入れた後にイクラを作ったら事故が起きたので失敗パターンとして残しておきます。

【1】筋子をラップに包んで密封袋に入れて冷凍庫へ

家庭用の冷凍庫の場合は、急速冷凍が難しいので、冷凍庫の機能を使って-20度を設定しバットに入れて急速冷凍をしました。

24時間以上冷凍しておいたので、アニサキス対策としては有効かと思います。

【2】凍った生筋子を冷蔵庫で解凍

半日~1日かけて解凍できましたが、少しベットリした感じがあります。

【3】生筋子をほぐしてイクラにする

40℃くらいの塩水で膜を取り除いていきます。

ん…?

粒がーーー!!つぶれていく…どんどん潰れる( ;∀;)

→結構冷たくした塩水に変えて挑戦

やっぱり粒がつぶれていくーーーーー

できあがりはこんな感じ。とても食べられませんでした…

結論としてそのままの筋子は冷凍すると食べられなくなる。寄生虫対策とはいえ、おすすめできません。

【上級者向け】生筋子を塩漬けした後に冷凍してアニサキス対策

いくらではなく、塩漬け筋子を作ってから冷凍でアニサキス対策をする方法です。

【1】生筋子を洗う

  • 水:1000ml(1L)
  • 塩:大さじ2

筋子を水に浮かせてやさしく汚れを取っていきます、血抜きはつまようじなどを使って行います。

【2】筋子を漬ける

洗ったら、筋子を塩水に漬けます。

  • 水:600ml
  • 塩:大さじ9~10
  • 日本酒:大さじ1

塩は少し多いかな?くらいの量で良いです。

筋子が割れている部分から塩水をいれ全体にいきわたる様にします。広げながらつけていき、冷蔵庫で30分程度寝かせます。

途中で余裕があればひっくり返したりすると良いです。※塩加減を確認して皮が気持ち固くなっていればいい感じ!

【3】水切りをしたら筋子の塩漬けが完成!

巻き簾とバットを使い、水分を抜きます。全体をラップで巻いて冷蔵庫で半日から1日!

キッチンペーパーにくるんで軽く重しも乗せます。

水が切れたらこんな感じ。

【4】塩漬け筋子を冷凍する

ラップに包み密封袋に入れて冷凍庫で寄生虫対策します。

家庭用の冷凍庫の場合は、急速冷凍が難しいので冷凍庫の機能を使って-20度でバットに入れて急速冷凍をしました。

【5】完成

アニサキス対策が完了した塩漬け筋子が完成です。

このべっとり感が好き、という一部の食通の方はいくらにせず筋子のまま食べるんだとか。塩分高めなので、少しの量で白米たっぷり食べられます!おつまみにも◎

ただ、処理の腕を上げないと微妙な気がしました。粒感は劣化しているし仕込む手間もかかる…一般家庭だと筋子の塩漬けは微妙でした。

まとめ

一般家庭で生筋子を買った場合は70℃以上のお湯で生筋子の膜を取ってほぐし、ついでにアニサキス対策をした後に醤油漬けをして食べるのが一番おすすめです。

コストコの生筋子はとても新鮮なので寄生虫がいることはほぼゼロですが、天然物ため買って帰ったらすぐの処理が必要ですね。

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