生筋子のアニサキス対策徹底解説!加熱&冷凍など4種類のやり方を試しました

コストコで秋シーズンだけ登場する「生筋子」はイクラの醤油漬けにして食べるととっても美味しい!ただし天然の生物なので、稀に寄生虫がいることがあります。

ここでは寄生虫(アニサキス)の対策方法を解説していきます。

生筋子の寄生虫(アニサキス)対策

一番の対策は”鮮度の高い商品を購入する”こと!膜に張りがある+粒が朱色+つぶれにくいなどの「目視チェック」が最も有効です。

厚生労働省のページによると、アニサキス対策として以下の処理が有効とされています。

  • 新鮮な物を選ぶ
  • 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去する
  • 冷凍で寄生虫を死滅(-20度で24時間以上冷凍)
  • 加熱で寄生虫を死滅(70度以上又は60度なら1分)

アニサキスによる食中毒を予防しましょう|厚生労働省公式ホームページ

アニサキス対策を行うタイミングって…?

  • 買ってきてすぐ冷凍するの?加熱するの?
  • イクラにしてから冷凍するの?
  • 加熱したらイクラが茹であがっちゃうのでは…?

こんな不安があったので、ネットで調べたのですが全然わからず…

今回はじめて生筋子を処理したのですが、はじめてだったのでどのタイミングでアニサキス対策を行うかわかりませんでした!

というわけでいろいろ試してみた!

今回は4つの方法を試してみました。

  1. 生筋子を加熱してほぐし&アニサキス対策した後イクラ醤油漬けにして冷凍
  2. 生筋子を加熱でほぐしてアニサキス対策
  3. 生筋子のまま冷凍してアニサキス対策【失敗パターン】
  4. 生筋子をほぐしてイクラの塩漬けを作ったあとに冷凍してアニサキス対策

【結論】アニサキス対策は冷凍より加熱で行うのがおすすめ、一般家庭の場合①or②の方法がおすすめ。

【パターン1】生筋子を熱湯でほぐし&アニサキス対策をした後にイクラ醤油漬けを作り冷凍

こちらの手順では生筋子のほぐしとアニサキス対策を同時に行えるのがメリットです。家庭で生筋子を処理する場合は【1】or【2】のやり方がおすすめです。

準備するもの
  • お湯(70度以上)
  • 塩…多めに用意する
  • ボウル
  • ざる

①筋子をボウルにいれ、塩を振る

皮を下にして、塩をたっぷり入れて1分ほど待ちます。塩の分量はざっくりで大丈夫ですが、写真くらいの量でOKです。

塩をいれないと浸透圧でイクラの皮が硬くなってしまうので、必ず塩を入れてください。

②60~70℃以上のお湯を入れる

筋子が浸るくらいのお湯を入れます。アニサキス対策の加熱は「70度以上」が目安ですが、沸騰して間もないお湯でもいけるので80℃とかでも大丈夫かと思います。

茹であがっちゃうかな?と不安になりましたが、筋子の強さに驚きました。生命の神秘だ…

③膜を取る(ほぐしていく)

菜箸などで膜を掴んでクルクル回すと簡単に剥がれてくれますよ。

私は目視で確認したかったため、少し水を入れて冷ました後に手で薄皮などを取り除きました。

どちらにせよお湯に入れてから手で剥けば簡単に膜は取れるのでご安心ください!

④アニサキス対策をしたイクラの完成!

⑤イクラを醤油漬けする

  1. 完成したイクラを付属のタレにつける
  2. 30分ほど冷蔵庫で放置
  3. タレを切ったら完成

ここまで来ればもう食べることができますが、念には念を入れてここからさらに冷凍対策を重ねていきます。

⑥冷凍庫で24時間以上

ジップロックにできあがったイクラしょうゆ漬けを入れ、冷凍庫で24時間以上冷凍します。

これで完全にアニサキスは死滅したといって良いでしょう。

基本的には寄生虫は居ないと考えて問題ないですが、どうしても気になる方は加熱&冷凍どちらも行うと安心です。

コストコの生筋子は量が多いので、どのみち冷凍保存は必須なので手間が省けます。

イクラ醤油漬け→イクラ冷凍の詳細なやり方は別ページで解説しています→こちら

【パターン2】生筋子をほぐして加熱でアニサキス対策

こちらの手順は【1】と途中まで同じです。

準備するもの
  • お湯(70度以上)
  • 塩…多めに用意する
  • ボウル
  • ざる

①筋子をボウルにいれ、塩を振る

皮を下にして、塩をたっぷり入れて1分ほど待ちます。塩の分量はざっくりで大丈夫ですが、写真くらいの量でOKです。

塩をいれないと浸透圧でイクラの皮が硬くなってしまうので、必ず塩を入れてください。

②60~70℃以上のお湯を入れる

筋子が浸るくらいのお湯を入れます。アニサキス対策の加熱は「70度以上」が目安ですが、沸騰して間もないお湯でもいけるので80℃とかでも大丈夫かと思います。

③膜を取る(ほぐしていく)

菜箸などで膜を掴んでクルクル回すと簡単に剥がれてくれます。※節子は手で行っています。

④アニサキス対策をしたイクラの完成!

⑤イクラを味付けしたら完成

イクラが完成したら後はご家庭での味付けを楽しむパターンです。付属のタレで醤油漬けをするのではなく、お酒や塩などで味付けする方法もあるようです。

【パターン3】生筋子のまま冷凍してアニサキス対策

生筋子のまま冷凍庫に入れたら事故が起きてしまったので失敗パターンとして紹介したいと思います。

①生筋子の血抜きをしてから表面を軽く拭く

筋子に水分がつくと劣化がしやすいと思い、表面を拭きました。

血がついていると生臭さが残りやすいため、つまようじを使って抜きました。

②ラップに包んで密封袋に入れて冷凍庫へ

家庭用の冷凍庫の場合は、急速冷凍が難しいので、冷凍庫の機能を使って-20度を設定しバットに入れて急速冷凍をしました。

24時間以上冷凍しておいたので、アニサキス対策としては有効かと思います。

③凍った生筋子を冷蔵庫で解凍

半日~1日かけて解凍できましたが、少しベットリした感じがあります。

④生筋子をほぐしてイクラにする

40℃くらいの塩水で膜を取り除いていきます。

ん…?

粒がーーー!!つぶれていく…どんどん潰れる( ;∀;)

→結構冷たくした塩水に変えて挑戦

やっぱり粒がつぶれていくーーーーー

できあがりはこんな感じ。とても食べられませんでした…

結論としてそのままの筋子は冷凍すると食べられなくなる。寄生虫対策とはいえ、おすすめできません。

【パターン4】生筋子を塩漬けした後に冷凍してアニサキス対策

生筋子を一旦塩漬け加工してから冷凍して、アニサキス対策をする方法です。

①生筋子を洗う

  • 水:1000ml(1L)
  • 塩:大さじ2

筋子を水に浮かせてやさしく汚れを取っていきます、血抜きはつまようじなどを使って行いました。

②筋子を漬ける

  • 水:600ml
  • 塩:大さじ9~10
  • 日本酒:大さじ1

塩は少し多いかな?くらいの量で良いです。

筋子が割れている部分から塩水をいれ全体にいきわたる様にします。広げながらつけていき、冷蔵庫で寝かせます。(30分程度)

途中で余裕があればひっくり返したりすると良いです。※塩加減を確認して皮が気持ち固くなっていればいい感じ!

③水切りをしたら筋子の塩漬けが完成

巻き簾とバットを使い、水分を抜きます。全体をラップで巻いて冷蔵庫で半日から1日!

キッチンペーパーにくるんで軽く重しも乗せます。

水が切れたらこんな感じ。

④塩漬け筋子を冷凍する

ラップに包み密封袋に入れて冷凍庫で寄生虫対策します。

家庭用の冷凍庫の場合は、急速冷凍が難しいので冷凍庫の機能を使って-20度でバットに入れて急速冷凍をしました。

⑤一応完成

食べるときは冷蔵庫で自然解凍です。

塩漬けにしたので膜から外さずに食べることができます。塩分高めなので、少しで白米たっぷり食べられます。おつまみにも◎

処理の腕を上げないと微妙な気がしました。粒感は劣化しているし仕込む手間もかかる…

一般家庭だと筋子の塩漬けは微妙でした。

まとめ

今回4通りのやり方を試してみましたが、一般家庭で生筋子を買った場合は70℃以上のお湯で生筋子の膜を取ってほぐし、ついでにアニサキス対策をした後に醤油漬けをして食べるのが一番おすすめです。

目視+加熱対策でもまだ心配な方は醤油漬けにした後24時間以上冷凍すると良いでしょう!

コストコの生筋子はとても新鮮なので寄生虫がいることはほぼゼロですが、天然物ため買って帰ったらすぐの処理が必要ですね。

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