難しいと思われがちのロティサリーチキンの切り方・カット方法をご紹介します!
慣れれば簡単なので、この記事を見れば私でもできそうと思えてきますよ!
切る前の準備
必要なものを先に集めよう
一度カットし始めると手が汚れてしまうので、必要なものは前もって用意します。
チキンのお肉の部位をざっと予習
鶏肉には、ムネ肉・もも肉・手羽・ささみなどさまざまな部位がありますが、これを知っておくと一気に切り分けやすくなります。
今回はお手軽に、レッグ×2本・手羽×2本・ムネの部位だけ覚えましょう!
ロティサリーチキンの切り方
まな板の上にロリティサリーチキンをのせたら準備OK。
①レッグ×2本→②手羽×2本→③ムネ→④背中側の皮をとります。最後に骨についたお肉を削ぎ落とします。
つけ根でカットするのがコツ!それぞれ違う部位の肉と肉のくっついてる根元でカットすると、骨がないのでキレイにできます。
ステップ1:レッグをカットする
胴体と足のつけ根に上から1/3ぐらいのところまで包丁を入れて手で剥ぐようにしてレッグをとります。
お肉が柔らかい上、骨も軟骨もないのでスッと取れますよ。
※カットしにくい場合は、手でレッグを握り、上に向かってぐるりと一回転させるとキレイに取れます。
反対側も同じようにカット
切れてキレイにレッグが別れました!
ステップ2:手羽をカットする
胴体と手羽のつけ根に包丁を入れます。手羽の下側から骨に向かって切れ込みを入れていくとスッと取れますよ。
とれない時はレッグと同じように手で手羽をつかみ、ぐるりと回しましょう。
反対側の手羽も同じようにカットしたら、こんな感じになりますよ。
※カットしにくい方は、カットしやすい方向にロティサリーチキンの位置をかえるもおすすめです。
ステップ3:ムネ肉をカットする
これまでの部位に比べると少しコツが必要です。
まず、胸の中央に骨があることを手で確認しましょう。
確認したら、骨のすぐ横に包丁を入れます。
包丁を持ってない手でムネ肉をつかみ、お肉の内側にある骨にそって包丁でカットします。
今までの部位のようにキレイにカットできないので、できるだけお肉を残さないようにカットできればgood!
残ってしまっても、最後に手でとることもできるのでOK。
骨をはさんだ反対側のムネ肉も同じようにカットします。
これが切り終わると、真ん中の骨と左右のムネ肉に分かれます。
ステップ4:真ん中の骨の周りの肉や皮をそぎ取る
この部分は基本、皮がメインです。背中はガラと呼ばれる小骨が多い部分なのでお肉はあまりとれません。
お尻の尻尾を取り、胴体から皮はぎます。柔らかいのですぐ取れますよ!
ガラは、包丁でこそげ取れるところだけ削いで、あとは手で細かくとっていきましょう。最後までキレイにお肉を取ることができます。
ガラのお肉や他の部位に残ったお肉をとったらこんなにもとれました!
残った骨で鶏がらスープを作るのが定番
残った骨は煮込むと鶏がらスープができます!味がついているので、非常に濃厚です。
美味しいラーメンはもちろん、ピラフ・雑炊・煮込み料理などに使えますよ!
煮込むだけですごく簡単です!
詳しいレシピと材料は以下のページで解説しています。
保存方法・冷凍方法
【パターン1】部位ごと保存する
冷蔵庫に入れて保存する場合でもラップをかけてくださいね!
ラップをかけないと水分が飛んで美味しくなくなります。
【パターン2】ほぐしてから保存する
指やフォーク、お箸でほぐしたあとにラップに包みます!
さらにそこから、ジップロックなどの密封袋に入れてから冷凍庫にいれて完了です!
カット後の食べ方
ロティサリーチキンからカットしたお肉は、チキンレッグ2本、手羽先2本、大きめのムネ肉の2つ、皮、こそげ取った細かいお肉バット1杯分でした。
一羽に対してこれだけたくさんのお肉がカットできるなんて驚きです!
切り分けたお肉はそのまま全部食べるのも良し、冷凍するのも良し。我が家は家族4人で食べてみましたが、量が多いため一度では全部食べきれません。
今回ご紹介した方法は最後までおいしく食べきることを目的としているので間違えても気にしなくてOK!
気軽にカットできるのがポイントです!お肉やさんやお店のように細かくカットしようと思うと骨が折れますが、この方法ならできそうな気がしますよね!